WordPressからの自動送信メールでGmailをSMTP認証送信する場合の設定メモ
ここでは、プラグインWasy WP SMTPでの無料利用前提で記載します。
※一般設定ページで、その他(Other SMTP)を選択します。
プラグインEasy WP SMTP 設定
| mailer / SMTP server | Other SMTP |
| SMTPホスト | smtp.gmail.com |
| 暗号化形式 | TLS |
| SMTPポート | 587 |
| SMTP認証 | ON |
| SMTPユーザー名 | Gmail アカウントのメールアドレス |
| SMTPパスワード | アプリパスワード(*) |
アプリパスワード(*)の作成方法
- アプリパスワードを使用するには、Googleアカウントを2段階認証が有効であることが必要です。
有効にしていない場合は、2段階認証を有効にしてください。 - 「Googleアカウント」から、「セキュリティ」→「2段階認証プロセス」へ進み、下の方にある「アプリパスワード」を選択します。
- 適当なアプリ名を入力して、パスワードを発行します。
参考
https://support.google.com/accounts/answer/185833?hl=ja&authuser=1
注意
SMTP認証送信はできるようになりますが、無料Gmailアカウント等、メールアドレスのドメインが、WordPressサイトのドメインとは異なるドメインの場合、送信先へ届かない可能性があります。
【テスト送信で失敗する場合】
・テストメールのヘッダー情報確認
・SMTPユーザー名に設定したメールアドレスのドメイン確認
・SPF,DKIM,DMARC認証送信の設定内容(DNSレコード等)確認
Google Workspace での DKIM設定
Google管理者アカウントで管理コンソールにログインし、Google Workspace→Gmail「メールの認証」で対象のドメインについて2048bitのDKIM鍵を作成します。
DKIM設定用のDNS txtレコードを、ドメインのDNS設定にセットします。
DMARCは、他ドメインと同様にセットすればok。
参考
https://support.google.com/a/answer/174124?hl=ja
https://zenn.dev/mikan0528_akn/articles/0c10d8df0b06f8
https://hasegawahiroshi.jp/6466
DNS設定の確認
DKIM Record lookup
https://mxtoolbox.com/dkim.aspx